残したいものは
当写真館のスタジオ写真は、とってもシンプルです。
グレーの背景紙で、照明は1灯。
かわいい衣装もアンティーク家具も、たくさんのお花もありません。
飾り気がなさすぎない?と思う方もいるでしょう。
シンプルなのには、もちろん理由があります。
写真館を訪れて、写し撮りたいものは、何か。
写真として残したいものは、何か。
記念写真での主役はお子さんであることが多いけれど、
背景にあるのは人の想いではないか。
想いや感情は表情や手に表れる。
ならば、それらが写っていればいいのでは。
家族写真って、何年・何十年とお家にあるものだと思います。
(できれば目につくところに飾ってほしいです)
その間に、小さかったお子さんは大人になっていく。
そして寂しいことだけれど、年長者は徐々にいなくなっていく。
でも写真は残り、想いを伝えてくれると思うのです。
そこで華美な衣装は重要だろうか。
映えている必要ってあるだろうか。
きらきらさせるのってなんのため?
写し残しておくべきものってなんだろう。
写真を残す意味ってなんだろう。
その写真で未来になにを伝えたいのだろう。
感情を、表情をいちばんに写し撮る。
そのために他の要素は削っていく。
表情を際立たせるために、背景はシンプルなグレーが基本です。
(ロケーション撮影でも土台となる考えは同じ)
まだまだ理想とするところは遠いのですが、、
ご依頼者さんに喜んでいただける写真となるよう励みつつ、それが家族写真であれば、未来にその写真を見るであろうお子さんに親御さんの想いが伝わってほしいなと思ってシャッターを切っております。
写真館での撮影だから、もちろんちょっと緊張しちゃうけれど
とくに構えず写真体験を楽しんでほしい。
楽しくないと表情も曇っちゃいますからね〜。
いつもの服装で気軽に、あなたの今を残してほしいと思います。
ちなみに人はまず明るいところに視線が向かってしまうので、
表情を引き立たせるために、お顔より濃い色合いの服装がおすすめです。
ごきげん写真館について
○料金もシンプル
「料金が複雑で不安…」そんな声に応えるため、シンプルで分かりやすい撮影プランをご用意しました。追加料金の心配なく、撮影からお写真データのお渡しまで、すべて含まれた安心価格です。
お支払い前に明確なお見積もりもお出しいたしますので、安心してご利用いただけます。
○持ち込みOK
お子さまのお気に入りのアイテムや、お祝いの小物など、記念にしたいものをお持ちください。
○1日1組
他のお客様を気にせず、ご家族だけのゆったりした空間で撮影をお楽しみいただけます。
お子さまの機嫌やご家族のペースに合わせた柔軟な撮影が可能ですので、リラックスして特別な瞬間を残してください。待ち時間がなく、1時間ほどで終了しますので、小さなお子様がいらしても安心です。
カメラマン
今村 裕
兵庫県姫路市出身。
子どもは2人。
ジョギングや低山ハイキングが好き。神社も好き。
小径自転車 DAHON K3 を駆り各所を巡る。
3匹のわんこたち(最年長19歳)を天国へ見送り、現在はねこ様の下僕。
座右の銘は、「吾唯足知」。
スペインの某有名サッカークラブのECに10年間携わる。
その間には日本語公式ショップの運営スタッフや、夢だった公式ニュース翻訳も担当した。
ファンサイトを20年間運営(当時は月間30万PV)。
クラブ公式サポーター(ソシオ)入会受付窓口にもなった。
子どもたちの小学校PTAでは広報部員として2年間活動。
行事のたびにいたので、子どもの友だちには学校専属カメラマンだと思われていた。
(ほぼ)主夫として家事や子育てをしつつ、家族写真を中心に撮影に取り組む。
2021年、カメラマンとして活動を本格開始。保育園カメラマンに
2023年9月、屋号を「ごきげん写真館」とする
高校のPTAにも入ってしまい、写真部さんとの交流を目論む。
最近は鈴木心さんの影響を大きく受け、写真集を読む楽しさに目覚めている。